家というと、大きな庭があるものが欲しいと言われる方が多いでしょう。家族全員で住むには小さい家よりも大きい敷地で部屋数も多い方が、利便性に長けていると考えるものです。一般的な4人家族だと4LDKが理想的だと言われている時代もあり、大手ハウスメーカーでは実際に建売で4LDKを主力商品になされています。しかし、家族の構成というものは年齢を重ねるごとに変化を遂げるものです。

お子さんが大きくなれば進学で実家を離れることも多く、結婚をすればそれぞれの家庭を持って別で暮らします。そうすると、空き室が多くなり使わない部屋が出てくるわけです。年齢を重ねると家を維持するのも大変な労力となるものです。掃除をするのに時間が掛かり、年金暮らしとなれば外壁や屋根の修繕費用をまかなうのも一苦労をするでしょう。

そこで高齢となった際は、今現在所有をしている住まいを手放して、小さい家で暮らすことをおすすめします。簡単に小さい家で暮らすメリットを述べると、維持をするコストが掛からないという点です。夫婦二人暮らしであれば部屋は2つあれば十分なものです。キッチンとリビング、そして寝室となり所有をする家具・家電も最小限の個数で暮らせます。

小さい家というのが具体的には平屋家屋で、バリアフリー設計という点も高齢の方には魅力ポイントです。小さい家だと固定資産税も非常に少なくなるので、経済的なコストも軽減をされて充実した老後を送れます。