結局のところ持ち家と賃貸はどちらがいいのか

昔から持ち家と賃貸で争いが生じています。関ヶ原の合戦や大阪と東京が争うような形と言えるかもしれません。これはなかなか決着がつくものではなく、無理に答えを求めようとしても難しい問題となります。そもそも、どちらが良いかはその人の生活スタイルなどによって変わってきますので、どちらとも言えない部分があります。

最近は賃貸の方が良いと言う意見は多いですが、これは持ち家にしても不動産としての価値が年々減少していくかと言う意見になります。この点は確かにその通りかもしれませんが、1つ大事なことを見落としているケースがほとんどでしょう。では一体何を見落としているのか、理解しておく必要があります。基本的に持ち家の場合には賃貸に比べて、土地の価値が減少するため長期的に住んでも資産価値は少なくなることが想定できます。

ですがそれは経済合理性を中心に考えた考え方です。要するに、不動産を1つの投資物件として考えたとき、価値がなくなるためメリットが少ないと言うことになります。多くの家庭では、不動産を投資物件として考えているわけではありません。むしろ家を持つことの喜び等を味わいたいと言うことになります。

その部分だけを無視して、他に価値があるかどうかだけで判断するのは邪道と言わざるを得ないです。実は、その人の価値観によって変わってくるものといえますので、経済的価値を重視するのかそれとも自分で住宅を持つことを重視するのかを明確にしなければいけません。

Leave a comment

Your email address will not be published.


*