家族が多いと広々としたある程度の大きさの家が必要かもしれませんが、夫婦二人だけの生活あるいは、あと数年で独立する子どもが一人いるというご家庭であれば、あまり大きな家は必要ではないかもしれません。大きな家は、広々としていますが年齢を重ねるにつれてお手入れが大変と感じますし、維持費も必要だからです。一方小さい家は掃除が行き届きますし、光熱費も抑えることができます。では、小さいながらもかわいい家を建てたいと思う場合にはどのような工夫をすればいいのでしょうか？一つは、無駄な部屋をなくすということです。

大きな家の特徴としては客室があることですが、宿泊するようなお客さんが来ない、という場合ですと客室は必要ありません。夫婦二人だけの生活の場合ですと、ベッドが置ける広さの寝室と、それぞれのプライバシーが保つことができる小さめの部屋と、ダイニングテーブルとソファーが置ける広さのリビングで十分です。この間取りですと20坪程度の家が完成します。ただ小さい家というだけではなくかわいいおうちに仕上げたい、というのであれば、リビングの天井部分を吹き抜けにしてライトはビンテージ調のシーリングファンにするとカフェのような家が完成します。

窓やドア部分をアーチ状にするとより一層かわいい家になります。小さい家は収納に困るという方もおられますが、収納スペースをあらかじめきちんと確保するならごちゃごちゃになることはありません。